DLC(ダイヤモンドライクカーボン)は、半導体製造技術で発展してきた真空プラズマ中の皮膜製造プロセスによる、これまでにない新しい物性をもつ皮膜と位置づけることができます。
DLC膜は高真空中のアーク放電プラズマで炭化水素ガスを分解し、プラズマ中のイオンや励起分子を製品に電気的に加速しエネルギーを持ってぶつけるてやることにより形成します。
荷電粒子の衝突エネルギーは温度換算すると数万℃にあたり局所的には高温高圧状態を作り出し、通常環境では形成不可能な皮膜構造を生み出します。
低摩擦係数・耐摩耗性・耐凝着性・低攻撃性に優れ、特に超硬合金との密着性は他の金属に比べ一番最適と言われています。
また耐凝着性に優れ皮膜表面が非常に滑らかなので、刃にこびり付いた飴なども簡単に落とせます。
DLC皮膜前![]() |
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DLC皮膜後![]() |
DLC皮膜前![]() |
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DLC皮膜後![]() |
主に超硬刃表面の飴の凝着防止。
カット面のシャープさ。
アルミ箔をカットするときの刃先へのアルミ凝着防止。
紙をカットするときに出る紙粉対策。
刃に飴が付着すると飴自体のカットやフィルムのカットに支障を来たしておりました。
そのこびり付いた飴かすなどが冷えると固まるため、刃先から汚れを強い力で剥ぎ取る際、刃先を損傷させていました。
このDLC皮膜はそんな悩みを解消しました。
「刃に付着した飴カスが簡単にが取れ、非常に楽になった。」という声を多数頂いております。
※但し、ハイスなどにロー付けされた超硬カッターには成膜出来ません。
ロー付けに使用する銀ロウの種類によってプラズマ加工炉の中でガスが発生し、皮膜が剥がれる原因となる恐れがありますのでお引き受けいたしておりません。
ご了承の程お願い申し上げます。
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